向き合い、取り組む

まずは「決まった時間、与えられた課題(仕事)に取り組む」ことから始めます。
「座り方・鉛筆の持ち方もわからないまま、方程式を暗記させられている」というデコボコに陥ってしまっている子も少なくありません。

高すぎるハードルは、やる気を失わせます。
過去に諦めてしまって、向き合うこと自体が怖くなってしまっている子もいます。

まず第一歩は、「向き合い、取り組む」こと。
その姿勢ができてから、それぞれの能力に合った「スモールステップの設定」を支援します。

わからなくてもいい

辻義塾では、それぞれの個性や能力に見合った学習にとりくみ、
わからない時は先生に聞きながら学習を進めます。

集団学習では、
「できないことが恥ずかしいから、黙っておこう・・・」
が成立してしまいます。
するといずれ、「わからない事がわからない」の渦に飲まれてしまいます。

大切なのは「わからないことを、わからないまま放置しない」こと。
「こんなことでも聞いていいの・・・?」は、大歓迎です!
「わからない」と発信できる力を育みます。

合理的配慮も

学習に取り組めないのは、座るための筋力が足りないからかもしれない。
漢字が苦手なのは、文章がゆがんで見えてしまっているのかもしれない。
テストで点数がとれないのは、時間に追われるのが怖いのかもしれない。

目が悪い人は、眼鏡をかけます。
何かのツールを使ってでも、理解が深まり視野が広がれば、
「これならできる!」という自信にもつながります。

学習することの意義は、「できた!」を積み上げることだと思います。
「合理的配慮」と「わがまま」のバランスが崩れないように気を付けながら、
成功体験を積んでもらうこと、それが辻義塾のめざす「自立学習」です。